MacWindowsのバックアップ方法と周辺機器の共用


<その1> Mac,Windowsのバックアップ方法

ポイント解説

ビデオを補足します。

1 Time Machineは複数箇所へバックアップが行える。

Macのバックアップの定番であるTime Machineアプリは、おそらく殆どのMacユーザーが利用していると思います。

しかし、複数箇所へ行えるのは知らない人も多いのではと思います。バックアップ先の登録を複数行えるようになっています。私は、一つは、ほぼほぼ直結したHDDへ、それからもう一つは、有線LANで繋げた別の部屋にあるNASへ、登録しています。登録さえすればあとは何もすることはありません。Time Machineが自動的に、1時間ごとに交互に、バックアップを行うようになっています。

Windowsの複数箇所の設定は、スケジュールと保存先をセットにしたものを複数登録できる形になっています。MacのTime Machineの設定はシンプルで設定項目が殆どないのと比べて、Windowsは設定が複雑で設定項目が多いのがちょっと面倒です。私はNAS1箇所のみへバックアップしています。

2 Mac miniと接続するのはThunderbolt4ケーブル1本のみ

以前はMac miniのコネクタ類を全部埋め尽くすように差し込んでいましたが、Mac miniを機種交換するような場合、面倒な周辺機器の接続を考えることなくサクッと交換出来るように、改善しました。接続するのはThunderbolt4ケーブル1本のみにしました。SSDの高速処理を維持するとThunderboltハブが必要になりますが仕方ありません。また機器の共用のために、KVM機能を導入しました。

<その2> Mac,Windows,iPadの周辺機器の共用について

ポイント解説

ビデオを補足します。

1 切り替えを簡単にするのがミソ

KVMはKeyboard,Video,Mouseの略で、そうした周辺機器を1台だけ用意して共用する、そのための接続機器です。私は、DELL U2723QXという、モニター、KVM機器、ハブが一体になっているものを使っています。キーボードもマウスもモニターが見えなければ何も出来ません。その意味では、KVM(Keyboard,Video,Mouse)は1セットにして共用するのは納得ですが、後述しますが、ネットワークや機器をまたがってファイル更新する場合などは別の注意が必要です。

共用している周辺機器が12台にもなっているわけですが、こうした扱いを可能にしている貢献者は、KVM機能、ハブ、STREAM DECK、この3つです。

KVMを操作するアプリをMac,Windows各々にインストールしているので、WinMacの切り替えを、そこから操作できますが、ちょっと面倒です。STREAM DECKを使えば、もっと直感的に、ボタンを押すだけで切り替わります。(なお、command+F1でWinMac間を移動出来ます。)

2 有線LAN(Ethernet)はパソコン毎に接続しておく方がいいと思う。

モニターに有線LANが繋がるのは一見すると便利なようですが、例えばMacとNAS間でファイル更新を行なっている最中に、モニターの電源を落とした時、寸断されてしまいます。Macの電源を落とした時に、ファイル更新が寸断されるのは当然のことと認識できますが、モニターを切ったらファイル更新が寸断されるとは、ふつうは予想できないです。何か疲れますよね、この動き。

実はこれは、一般消費者の中にある既視感でして、一般消費者は、「テレビの電源を切っても、ビデオの録画は寸断されない。」そう学習してしまったパブロフの犬なのです。そしてそれが、一般消費者にとって、「ストレスのない素直な動き」として身についています。

ですから、有線LAN(Ethernet)をパソコン毎に接続するのが、自然なお作法、と申せましょう。

3 裏方で頑張るオーディオインターフェース

私は音楽制作をやるので、オーディオインターフェースは馴染みですが、そうでもない限り、マイク、スピーカー、ヘッドホンは、モニターに付いているハブから引っ張ってくればいい。そのまま、共用して使えるはずだ。ふつうはそのように考えるでしょう。

しかしこれが案外厄介。ストレス源になるのです。音圧調整、音量の調節がとても面倒なのです。Mac,Windows,iPadそれぞれ側での音量が出てきますので、いちいち、アプリの音量レバーを調整することになります。そこで、オーディオインターフェースが助っ人になります。これを机の下に置きます。そして、左手で、手探りで、スピーカー、ヘッドホンそれぞれの音量を調整します。即、調整します。だから、左手に置くなら、右端にスピーカーの音量調節のノブがある、その左隣にヘッドホンの音量調節のノブがある、そのような配置のオーディオインターフェースを購入することが大事です。

上面にノブがあるタイプは、机の上に置くので、机の上が狭くなりますので、要注意です。なお、マイクについては最初に設定したらあまり変えることはないと思います。

私は、パソコン類を共用する時の、ストレス軽減のための最も重要な機器は、オーディオインターフェースだと思います。

以上です。

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