ジャカルタでiPhone4を単体購入した。
価格は日本円で約75,000円。SIMフリーならこの価格で適当か。これまで脱獄したiPhone3Gを使っていたため、レギュラーサイズのSIMカードを使っていた。iPhone4が届く前日に、Gatot Subroto通り沿いのTELEKOMSELに行き、microSIMに変更してもらった。電話番号も変わることなく、手続きは無料で済んだ。とりあえず、iPhone4が届くまでは、iPhone3Gを使うので、レギュラーサイズに納めるためのアダプターもタダでもらった。
感激したのは、TELEKOMSELがセット販売しているiPhone4ではなく、別の会社からインターネットで注文したSIMフリーiPhone4を使おうとしているのに、ニコニコと実に親切だったこと。ガラパゴス日本とは違うなあ。
翌日、iPhone4が届き、microSIMカードを差し込み、指示に従って、iTunesでアクティベート、再起動した後、4ケタのPINコードを入力し、無事に使える状態になった。
これがSIMフリーなのかどうか?SIMフリー機だと思う。つまり、再起動したとき、毎回、SIMロックを解除するかに、解除すると答え、その後4ケタのPINコードを入力する。これは脱獄+SIMフリー化iPhone3Gと全く同じ手順。但し、脱獄してるわけではないのでCydiaはインストールされていない。
気になる点としては、バッテリーの消耗度は、iPhone3Gと殆ど変わらない、改善方法はありやなしや、ケース型バッテリーや他のアクセサリーが欲しいが、ジャカルタだと品揃えが乏しい。致命的な問題として、ジャカルタはネットスピード自体が遅いため快適なブラウジングを楽しむには、ほど遠いこと。
しかし、Blackberryよりはるかに多機能だし、何より日本語が自由に使えることは助かる(まあOSが多言語対応ということだが)。ショートメッセージメールも日本語でさらっと書ける。他の人は、ローマ字、英語、インドネシア語混ぜこぜで送ってくるが、私は普通に日本語で往信出来るのは優越感。ただ、相手が古い携帯だと、化けてしまってダメ。
はっきり言えることは、日本でiPhoneを買うならSIMフリータイプを買うこと。どこに転勤になろうが、いちいち携帯を変える必要がないのは、ストレスが小さい。こういう話をしていると、「俺もIphoneに変えようかな」と考える駐在員も増えている、と感じる。
前回の駐在時は、windowsで固めていたが、今回の駐在はiMac iPad iPhoneとアップルで固めた。結果、コンピュータのことであれこれ頭を悩ます時間が圧倒的に少なくなった。
心強いのはタイムマシン(バックアップソフト)が勝手にバックアップしてくれているので、壊れたとき、ジャカルタのアップルショップで同じ機種を買ってリカバリーすればいいだけだろう。赴任前に分厚いMacのTIPS本をPDFにしてiPadに入れてあるのも安心材料。