法隆寺秘宝展と夢殿特別開扉の期間が違うのは何故か  - 番外編 -


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< 浜松市立図書館蔵>
「隠された十字架」新潮社版

若い頃読んだ「隠された十字架」だが、この歳になってまた興味が湧き、図書館で借りてきた。この本や法隆寺について、気付いたことを書いていこうと思う。
手始めに、法隆寺を訪問することにした。
この投稿は、昨年投稿した、期間が違うのは何故か -「隠された十字架」に思うこと 1、の続編であり番外編である。


法隆寺秘宝展と夢殿特別開扉(救世観音)は開催期間が違う。

この奇妙な現象に気付いたのは、昨年の今頃、法隆寺を訪問することを決めた頃である。

何が奇妙かと言うと。
同じ法隆寺の中にあるのにもかかわらず、

秋の法隆寺秘宝展は、9月11日〜11月30日 (2015年)
同じく秋の夢殿特別開扉は、10月22日〜11月23日 (2015年)

と、期間が違ったのである。
何故か。
夢殿特別開扉は約1ヶ月と短い。しかも終わりの日が微妙にずれている。私は昨年秋、11月6日に訪れたので、両方見学できて良かったのであるが。

この期間の違いという恐るべき謎については、法隆寺に問い合わせて原因を究明するつもりであったが、昨年は、その慌ただしい時期に、まともに相手をしてくれるはずがなかったので、少々時期を開けて聞いてみようと考えていた。

ある人はこういった。「学園祭だってね、開催は例えば11月1~3日。で、その中で、コンサートは11月2日だけ、そういうことがあるでしょ。これがふつうでしょ。」、なんで私がそんな疑問を持つのか分からん、ちょっと頭おかしいのではないか、と言われたようで、実は、私は、物凄く傷ついたのである。
ようし!、必ず、問い合わせて究明するぞ!

あれから1年の時が経った。
2016年の催しについては、

秋の法隆寺秘宝展は、9月11日〜11月30日 (2016年)
同じく秋の夢殿特別開扉は、10月22日〜11月22日 (2016年)

と打ち出されている。ほぼ昨年同様だ。

法隆寺へ電話した。胸のつかえがとれた。

今日、法隆寺に電話した。

私:「すみません。ちょっと教えて欲しいのですが。」

担当の女性:「はい。」

私:「あの、秘宝展が9月11日〜11月30日で、夢殿開扉は10月22日〜11月22日と時期がズレていますけど、同じ法隆寺さんなのに、何でズレるんでしょうか?」

担当の女性:(ちょっとしばらく無言。。誰かと相談か。。すると)
「それぞれ別の催し物がそう決まっているからですけど。。特に深い意味はないです。」

※ガ~ン!マサルさぁ〜〜ん!「特に深い意味はない!」とはなんと大胆な割り切り。
ちょっと女性の声が、不機嫌な声色に変わったように感じた。

私:「ああ。。。そ。。う。なんですね。。」

※な~んとなく、カチャンと切られそうな雰囲気を感じ、ちょっと具合悪そうなあ。。

私:「じゃ、あれですかね。秘宝展と夢殿開扉は、1日で見て回れるくらいのボリュームでしょうか?」

担当の女性:「1日なら十分余裕あります。」

私:「じゃあれですね。2つが重なる、10月22日〜11月22日に行くのが具合がよさそうですね。はい。分かりました。ありがとうございました。」

担当の女性:「はい。」

当り前のことを、変だと疑え。

ん~~、大人の会話で終わっちゃったじゃん。本質的な究明が出来たとは思わないけど。

しかし、私の姿勢は正しいと思う。

梅原猛的に正しいと思う。

そう。

ずっと信じられてきた天動説を覆し、地動説を唱えた、コペルニクスは偉大である。

当たり前を疑う、「何も変ではないように見えることを、変に違いないと疑うこと。」

これこそ、今の人類が忘れかけている最も大事な態度と考えるのである。

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<法隆寺>

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