これまで動画の字幕作成については、何度か記事を投稿してきましたが、その中で感じた課題のいくつかを克服するアプリを、自作しましたので紹介します。
別の投稿で紹介したいと思いますが、字幕起こしを伴う字幕作成サービスについては日進月歩でして、どんどん高品質になっています。大きく分けると、ローカルで処理する方法(大抵は無料でできる)と外部サーバーで処理する方法(大抵は使用料課金かサブスク提供)がありまして、外部サーバー利用の方については激しい競争下にあるためかなり高品質で、生成AI系企業のサービスが群を抜いています。
そんな中で、ここで紹介する方法は、無音声の動画に解説用の字幕をサクッと付ける場合、に役立つものです。
動画情報の取得に失敗しました。
ポイント解説
1 VTTで編集ができます:
簡易な字幕作成ツールとしては、「字幕工房」が優秀であるという見方は変わりませんが、SRTファイルでの書き出しです。私はWordPressブログに掲載する動画が殆どですので、毎回VTTファイルへ変換することになり面倒です。「字幕工房」に限らず、動画作成アプリで出力される字幕は、殆どがSRTファイルなのですね。
2 ローカルファイルの更新をそのまま反映します:
動画共有サービスに共通することですが、字幕もそのほかのメディアアセットもローカルからアップロードした時点で切り離されてしまうので、ローカルファイルを更新しても反映されません。図の下段は、今運用しているマイ・メディアライブラリの機能ですが、ここでもその威力が発揮されます。ローカルでVTTファイルをTextEditで開いて手直しすれば、そのまま、ブログの表示が変更されます(数分のタイムラグはあり)。
3 停止位置の時刻を自動で取得します:
QuickTimePlayerで動画を停止した場所の時刻(時点)を自動で取得して、テキストとともに、VTTファイルへ書き込みます。さらに、書き込んだ情報を読み込んで、HUD(ディスプレイ)に即座に表示します。
主な特徴点は以上ですが、かんたんな点では、「字幕工房」を上回っています。
4 わずか2ステップ:
①対象の動画をクリックして開く(デフォルトはQuickTimePlayer)。
②フォルダの上で右クリックして、「字幕かんたん作成」を立ち上げ、VTTファイルを作る。
だけです。
5 キビキビと動きます:
字幕作成アプリを探すと、ブラウザアプリが主流になっています。そのブラウザアプリですが、欠点は、「もったりヌルヌルした動作」にあります。iPad iPhoneでは仕方ないにしても、Macでも感じるところがあるので、それはなんか疲れるわけですね。QuickTimePlayer、TextEdit、標準スクリプト、そういった標準搭載ツールは、実にキビキビと動きます。
実装の手順
以上です。



