微弱電流の街 作詞作曲 imakat
街並み幾年 素の顔 幾重に塗り
路地裏幾千 恥じらい 銀杏返し
微弱電流の痛みが
消えぬ白夜の街を抜けて
水面に映るモナリザたちは
馬車馬に乗った
今年は夏を耐える間もなく
雨にも濡れず 過ぎ行く
上海駅で待つ 指の渇き嘗めて
そう遠くを見てる
プラットホームに居る
爪の隙間撫でて
龍井の沈殿
待っています
上海駅で待つ 指の渇き嘗めて
そう遠くを見てる
プラットホームに居る
爪の隙間撫でて
龍井の沈殿
待っています
山並み幾年 虹の穂 幾重に咲き
畦道幾千 夕陽に 輝く丘
蹴り飛ばしたボールを追って
大橋まで辿り着いた
あの日
空へ 柿投げて探偵部隊
君が隊長
都会で花咲く性分でしょうが
でも 敢えて言うよ
帰ろう
(2005.Aug)