ひとつだけのガトーレーズン ( Gâteau Raisin, One Only / Gâteau Raisin, Satu Saja )

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草木が勢いづいてきました。もうじき春ですね。もうじきは方言?

もうすぐが標準語?

・・どっちでもいいでしょうが、もうじき、の方が田舎っぽくシャレています。

 

モコモコとうずくまっていた冬でした。

この冬、いくつブルボンのガトーレーズンを食べたんだろう。

 

鼻の下にボールペン挟んで、ずっと便箋を見てました。

なかなか小説って書けないね。

 

ガトーレーズン、今、ひとつだけ残ってる。

今これ食べても、何にも変わらないから。

 

気分転換に、外でも出ようか。

陽射しがとても気持ちよさそうで。

 

「ひとつだけのガトーレーズン」とは、何かが生まれそうな予感、のこと。

(Feb.2017)(Cubase)