2014年3月から使い始めて5年半になる、ガラポンTV参号機だが、ネット環境及びWiFiルーターを変更して、このまま使い続けることにしました。その検討から設定作業の完了までを、紹介します。
我が家で問われる「ガラポンTV」の必要性
形ある物はいずれ壊れる。
これは仏教では、範囲を広げて、「諸行無常」と言われます。物も、人の行いも、あらゆる事象が、いつまでも同じということはない。との意味です。
地球温暖化は、まさに、その象徴。
災害のニュースを見ると胸が痛みます。家の中の物は壊されるか、流されて空っぽになった映像ばかり。予備、備蓄だと物を抱え込んでも、殆どは無駄になるのかと、つくづく考えさせられます。基本的に「無駄な物はどんどん捨てる。物は少ない方がいい」。
妻から、頻繁に言われることです。
その中で、無駄に近いが無駄とまでは言い切れず、邪魔と言うほど目立たず、手間が掛かると言うほど難しくない、我が家の隅っこで、棲息し続けている。
それが「ガラポンTV」です。
あの弁当箱のような、ガラポンTV、まだ使うの?
海外駐在なんか昔の話でしょう。
と妻から言われると、なんかこう、言い返す言葉が見つからない。
うん。地デジの全放送局の全番組を過去3ヶ月くらい貯めっぱなしに出来る。録画予約なんて必要ない。あの面倒な削除も不要。タダだよタダ。すごい。
それは前に聞いたから知ってる。
そんなの本当に見るの?
今、日本に居るじゃん。電気代掛かるでしょう。
いやあ、精一杯、説明を試みるけど、必要かどうかって、本当に必要かどうかって、そう詰め寄られると、はっきり言って、困る。そういう次元ではないのですが。
必要ではないが欲しい!
さらに追い打ちをかけるように、’19年4月、「ガラポンTV」の宅外視聴が出来ない状態に陥ってしまったのです。家の中で使えるのみになりました。
原因は何なのか、よく分かりません。
ガラポンTVの宅外視聴不可。原因は、ネット環境やWiFルーターの設定やら。。
’19年4月、光の回線業者をNTTからドコモ光に変えて、プロバイダはBIGLOBEのままにしたのですが、よく分かりませんが、「ガラポンTV」の宅外視聴が出来なくなりました。AppleのWiFiルーターが不調が原因か、何かIPv6の設定が原因か、よく分からない。
ガラポンTVの宅外視聴が出来なくなった。
とぼやいていたら、娘が、
お父ちゃん。そんなこと出来なくても別にいいでしょう。何でもかんでも思い通りにはならないよ。
身も蓋もありません。
でも、まあ、そうかなあ。
それからは、ガラポンTVのアプリの表示の上段に、
「宅外視聴不可です。設定を見直すかルーター越え支援機能(有料)を利用ください。」
と勧める注意書きが常駐して、煩わしかった。
有料にする気持ちはないのですが、ガラポンTVの魅力にハマっているので、撤去しようとは、つゆぞ思ったことはありませんでした。
確かに、全番組録画機器、フルセグ、はもう発売されている。しかし、この種のものは、宅外視聴が、90日で途切れる。宅内に戻って再接続を求められる。これは海外駐在者には無理なこと。そのフルセグタイプは、結局きれいに見ようとすると通信料が高くなる、しかも本体20万円位と高額。ストレスを感じる。いやいや、これを欲しいという気持ちには傾かないです。
ガラポンTVは、持っていることを忘れるぐらい、存在感が薄い。つまり、ストレスが掛からない。そこが素晴らしい。
そうこうしているうちに、MacのバックアップTime machineが不調になりました。これはいよいよAppleルーターAirMac Time Capsuleに内臓されているHDDにもガタが来たか、と。
それで、いよいよWiFiルーターを買い換えることに。
<その2>へ。