字幕一覧(字幕リスト)は、「本屋の立ち読み」

「字幕一覧」は本屋の立ち読み

現状では、世界のどこかの人が何かのデバイスで、このブログを見て、その中の動画を視聴した時に、言葉がわからないという問題にぶつかります。ですから、そのブログの中に、言葉をわかるようにする「手掛かり」を配置しておきたいと思います。

ただその「手掛かり」と言っても、なかなか簡単ではありません。
条件が複雑過ぎるからです。

現在、条件がどうマチマチであるか眺めてみます。まず、デバイスとしてポピュラーなものをピックアップすると、WindowsPC,Mac,iPhone,iPad,Android携帯、Androidタブレット、以上になるでしょうし、OSでポピュラーなものは、Windows,Mac,iPad/iPhone,Androidになるでしょうし、ブラウザでポピュラーなものは、Chrome,Edge,Safariになるでしょうし、さらに動画の配信側は、YouTube,Vimeo,WordPress,Dropboxなどクラウドサービス、自宅サーバーなど。。
こんな複雑な条件の中で、今、こうしたブログさらにその中の動画などが配信されているわけですね。ですから、全てのユーザーに、「言葉がわかるようにする」のは無理と言っていいでしょう。

結論が遅れました。

それほど、手の込んだ工夫ではありません。

動画の下に、タイムコードあるいは番号が付いた「字幕一覧」を配置すべし。
具体的には以下です。

字幕情報を表示します。

〜「Final Cut Proの起動時のGPU確認入力を省略する方法」〜
1. Final Cut Proを起動した時、毎回、警告が出るようになりました。
2. 「新しいGPUに切り替わりますが、いいですか?」と毎回聞かれるようになりました。
3. これを自動的にOKになるようにしたいと思います。
4. 症状を再現します。Final Cut Proを起動します。
5. 選択したGPUは使用できません。選択したGPUは電源が入っていないか、使用できなくなりました。デフォルトのGPUが使用されます。
6. 私としては、その通りOKで何ら問題ありません。
7. Final Cut Proを起動する時、毎回、OKを押さなければなりません。
8. 以前私は、Intel Mac miniを使っていました。その時、動画編集のために、外付けのeGPUを使っていました。最近、新たに、M2 Mac miniへ移行しました。
9. その時に、Time Machineを使って、そのまま移行しました。
10. eGPUがあるものとして引き継がれました。そのためこの現象が生じています。これをリセットする方法がなかなか見当たらず、仕方なく。。。
11. それでは、対処をしていきます。
12. STREAM DECKを使ってみます。
13. 「マルチアクション」を使います。
14. 「開く」を挿入します。
15. 開くアプリケーションにFinal Cut Proを選択します。
16. Final Cut Proが起動したあと、OKにするのは、Enterキーを入力します。
17. 「ホットキー」を挿入します。
18. ホットキーの項目をクリックすると、キーストロークを監視中になります。→enterを押します。
19. 実行してみます。
20. 反応が早すぎるので、OKの手前で止まってしまいます。
21. ゆっくり動作するように遅延させるようにします。
22. 「遅延」を、「開く」と「ホットキー」の間に挟み込みます。
23. 再度、実行を試してみます。
24. 正常に動作しました。
25. 一応、完成しましたが、アイコンを作っておきます。
26. Final Cut Proのアイコンを挿入します。
27. タイトルを、Final Cutとして上段に表示するようにします。
28. こんな感じに出来上がりました。
29E. 「STREAM DECKを利用して、Final Cut Proをスムーズに起動させよう!」でした。

このような折りたたみの字幕一覧を用意しておくと、ブログの翻訳をすれば、この部分も翻訳されます。(1)(2)などの番号でもいいですが、動画の中の位置が分かりません。タイムコードなら動画のバーを近くに持っていけます。YouTubeなどで字幕の自動翻訳もありますが、速く進み過ぎて目が追いつけません。だから、自分のペースで追いたいです。逆に、動画を観る暇がないので動画の要点をサラッと知りたいということもあります。いわば「本屋の立ち読み」です。音声の早送りより、はるかに生産性は高いです。10分の動画でも字幕一覧をみれば30秒で概略がわかります

ChatGPTの解読力ですが、動画を理解することはまだ苦手のようです。しかし、字幕一覧であれば読み取ることができます。字幕一覧は動画の中の会話やナレーションですから、間接的にChatGPTに動画を理解させる道具にもなります。

いずれにせよ字幕一覧形式は非常に優れています。翻訳した字幕一覧を自分のメモに貼り付けることも出来ます。字幕が邪魔なら、動画の字幕を非表示にして、この字幕一覧を折り畳めばいいです。


ちなみに、上の折りたたみ字幕一覧を、左上のGoogle翻訳で試してみてください。翻訳の途中から改行がされない現象が生ずる場合があります。これはChromeからChromeの翻訳機能を使っても同じ現象になるでしょう。
次に、AppleやWindowsの翻訳を試してみてください。ブラウザから利用できると思います。それを使うと、正しく改行されるはずです

Macで使う場合、Vimeoの動画に表示される字幕の翻訳は、Google翻訳では翻訳不可ですが、Apple翻訳ではVimeoの動画に表示される字幕を翻訳してくれます(動画無音)。iPad,iPhoneではそれが難しいのでWordPress固定ページに字幕一覧を読み込んで工夫することにします(動画有音)。

Apple翻訳で気づいた欠点の一つは、WordPress動画プレーヤーで表示される字幕について翻訳しようとする時パカパカと点滅状態になるため(動画無音)字幕は非表示にせざるを得ない点があります(2024.2月現在)。

なお、WindowsのEdgeにより、vimeoのプレーヤーを直接に呼び出す、つまりhttps://player.vimeo.com/video/xxxxxxxxxを入力する場合ですが、AppleのSafariと同じく、字幕は直接に翻訳されます(動画無音)。

総じて、各社の字幕や翻訳の対応は、まだまだバラバラな状況と言っていいです。そこへ群がるように、各社がAI生成画像、音楽などのサービスをくっつけてきているというのが現状です。

そこで、振り回されないように、字幕一覧を配置して、Apple/Windows翻訳とGoogle翻訳の両方を使い分けるようにしよう。というのが、この投稿の主張です。


<字幕作成に関するオリジナルスクリプト一覧表>

スクリプト名説明補足
srtからvttを生成する動画(無音)
新たに作ったVTTファイルに対して、
(1) 先頭行に文字列”WEBVTT”を含む行を挿入する。
(2) 2行目に空白の行を挿入する。
(3) 3行目以降から、読み込んだデータを書き込む。
(4) “–>” がある行は、行の中の”,”を”.”に置き換える。
※元のファイルを残します。
AppleScriptクイックアクション
vttからsrtを生成する兼srtの連番を付け直す(renumbered.srt)動画(無音)
新たに作ったSRTファイルに対して、
(1) 文字列”WEBVTT”のある行は削除する。
(2) “–>” がある行は、行の中の”.”を”,”に置き換える。
(3)連番を1から振り直す。
※元のファイルを残します。新しいファイル名は、”元のファイル名_renumbered.srt”となります。
AppleScriptクイックアクション
字幕文章に時刻を挿入する(timeadded.vtt)動画(無音)
文字列の先頭に、開始時刻(00:01:23)を追記する。私はカモメ→(00:01:23)私はカモメ※元のファイルを残します。_timeadded.vttが新しく作られます。この字幕文章の先頭に時刻情報を入れる目的は、翻訳された外国語の示す動画の位置を分かりやすくするためです。
AppleScriptクイックアクション
字幕文章の時刻を削除する(timeremoved.vtt)上の「vttからタイムありvttを生成する」を取り消しにします。※元のファイル_timeadded.vttは残します。新しいファイルは、_timeadded_timeremoved .vttになります。AppleScriptクイックアクション
字幕vttから字幕一覧txtを生成する動画内の字幕は、多くの場合、翻訳されないか動作不安定になるが、字幕一覧txtが動画の下にあれば、翻訳が可能になります。タイムコードの位置にジャンプする_listJ.txtおよびジャンプしない_list.txtを生成します。※元のファイルは残します。新しいファイルは、_list.txtになります。なお既存の場合は上書きします。AppleScriptクイックアクション
vttから字幕一覧用txtを生成する動画(無音)
字幕一覧用txtは、動画の外側に配置するので、Google翻訳される。→「字幕vttから字幕一覧txtを生成する」へ集約
AppleScriptクイックアクション
DropboxリンクをWordPress用に変換する(クリップボード保存)動画(無音)
Dropboxのメディアを外部リンクするために、URLに指定された変更を加える。URLの記述の中の “www.dropbox.com”は、そのまま使うようにとりあえず判断した。
AppleScriptクイックアクション
★WordPress動画貼り付けコード生成(クリップボード保存)動画(無音)
WordPressのカスタムhtmlへ貼り付ける。初期画面用画像、動画本体、字幕のファイルを予め用意。→マイライブラリの運用に切り替え。
AppleScriptアプリケーション
字幕一覧用txtからカスタムhtmlを生成(クリップボード保存)動画(無音) 動画(無音)
字幕一覧用txtを表示するボックスレイアウトを作る。Google翻訳の表示にて改行がうまくいかない状態がある。→「字幕vttから字幕一覧txtを生成する」へ集約
AppleScriptクイックアクション
vimeo_auto_generated_captions.vttの修正をするVimeoの字幕自動生成からダウンロードしたファイルの、文字列の空白を削除する。vttのまま。※直接上書きします。何度でもダウンロードできるため。AppleScriptクイックアクション
★Vimeo登録用htmlコード生成方法1:WordPressで、カスタムhtmlブロックへ登録して、パターンを作成しておく。
方法2:Stream deckなどで文字列として登録しておく。
方法3:Appleクイックアクションで登録しておく。など。→マイライブラリの運用に切り替え。
字幕作成とは直接に関係ありませんが、迷子にならないように。
vttの字幕時刻の秒ずらしを行う。(timeshifted.vtt)動画(無音)
動画の途中で、挿入や削除を行うと、字幕ファイルの時刻にズレが生じます。挿入や削除を行った以降の動画をコピーして、その分の秒ずらしを行うことができます。但し、文章の頭に時刻情報を入れてある(_timeadded.vtt)については、エラーになります。一度、上の「字幕文章の時刻を削除する」を実行した後で、ここを実行してください
※元のファイルを残します。新しいファイル名は”元のファイル名_timeshited.vtt”となります。
AppleScriptクイックアクション

ポイント解説

1 その他

WindowsPCでのこのブログにリンクした動画の再生についてです。Dropboxの動画についてですが、Dropboxの動画は、ブログに貼り付けた場合は、そのまま素直にストリーミング再生されます。しかし、URLをリンクで再生しようとした場合、ダウンロードしてからの再生を求められます。それはとても面倒なこと。その点も勘案して、Google翻訳アイコン、動画、字幕一覧の各場所をテンプレートにして、動画については、Vimeo、Dropbox、WordPressサーバー、YouTubeなどを貼り付けられるようにして、WordPressの固定ページで動画ライブラリーとしてひとまとめにするように改善中です。

以上