はじめに
そろそろ届く頃かなとは思っていたところですが。
Dropboxの年額更新案内が届きました。もともと課題意識があったので準備を進めてきたことではありますが、クラウドストレージの運用体制を見直し、Googleドライブ(Google AI Proプラン)への全面移行を進めることにしました。
字幕一覧(クリック)
(00:00:06 ) 8月に入って困ったことが起きまして、メールで案内が来たんですけども、
(00:00:12 ) Dropboxの年度更新が来ました。
(00:00:22 ) 今わたし2TBのPlusというサービスを使っているんですけども、
(00:00:34 ) それが米ドルで131.87ドルということになっています。
(00:00:43 ) これ年間ですね。131.87米ドル。
(00:00:49 ) これを仮に160円/ドルで計算すると、なんと21,000円ですよね。
(00:00:59 ) 最初にわたしがDropboxを契約した頃は、月1,000円くらいで済んでいたと思うんですよね。
(00:01:11 ) 年間21,000円ってことは、12で割ると月1,750円ってことになります。
(00:01:21 ) 本当に下手すると、もう2,000円くらいになってしまうので、
(00:01:27 ) なんとか脱Dropboxを考えていきたいなと思っていたわけですね。
(00:01:38 ) そういう思いでずっといまして、2TBを月1,500円以上払って使い続けるのも勿体ないなと。
(00:01:54 ) そこへ例のGoogle AI Proが月2,900円で5TBのストレージを含むというサービスを始めましたよね。
(00:02:09 ) どう考えてもこれを使った方がいいなと思い出しまして、今回こういう判断をしました。
(00:02:22 ) それはM1 Mac miniですけども、1つ「NO3_SSD」というのをつけているんですけども、
(00:02:35 ) これの下に、今Dropboxのローカルフォルダが入っています。
(00:02:46 ) それをDropboxの契約を停止して、その代わり、
(00:02:56 ) Googleドライブの方に「mybox_1」というフォルダを作って、そこへ全部移すと。
(00:03:09 ) 全部移すというのは、クラウド側を移すということです。
(00:03:15 ) ただし、わたしの場合はDropboxという名前を使って非常にたくさんのアプリを作ってきているんですね。
(00:03:28 ) フォルダパス、ファイルパスにかなりたくさん使ってきてますので、これを全部「mybox_なんとか」に変えるのは大変な作業なので、
(00:03:42 ) これは考え方だけしっかりしておけばいいので、
(00:03:47 ) ローカルフォルダ名としては、このDropboxを残す。
(00:03:54 ) で、Googleドライブ/パソコン/マイMacmini/mybox_1というフォルダを作って、そこへミラーリング同期すると。
(00:04:12 ) そんな形にいよいよDropboxの脱出を図り、データを移したあとで少し様子を見て、勇気を持ってDropboxを解約したいと考えています。
(00:04:32 ) あと補足しますけども、DropboxをやめてGoogleドライブに切り替えた時に、今まで作ってきたアプリケーションに様々な悪影響が出てくるんじゃないかなという懸念があったわけですね。
(00:04:57 ) 特にわたしのケース、マイライブラリというメディアアセットをコントロールするライブラリ(図書館)を作っていたわけですね。
(00:05:13 ) この図書館から各配信サーバーにメディアアセットを送るという働きをシステム化してきたわけですね。
(00:05:33 ) その影響がないかなということなんですね。というのは、
(00:05:44 ) 必ず登録してあるものの中にDropboxリンクというのは必ず登録してきました。WordPressのエンコード後URLとか、pCloudのURLとか、そういうものをリンクしてきたわけですね。
(00:06:04 ) このDropboxリンクというのが使えなくなるわけですね、契約解除すると。そうすると、そこがエラーにならないかということが非常に気になっていたわけです。
(00:06:21 ) そこで今どのようにしたかというと、これ一番最初に1行目「テスト登録」というのがありますけども、その中にはすでにDropboxという選択肢は出てきてないです。
(00:06:38 ) 次のマイコードアプリ、こちらを見ると、ここにはDropboxリンクと出てますけども、その前の最新の「テスト登録.png」を見た場合、もうここにはDropboxリンクというものが登場していません。
(00:06:59 ) ファイルを見てみますとどうなっているかということですが、
(00:07:09 ) これがファイルですね。「F1_マイライブラリ」というファイルですけども、スプレッドシートです。それのA列のところにDropboxリンクURLがあります。
(00:07:24 ) この一番最近登録してある「テスト登録.png」というファイルですが、それはご覧のようにDropboxリンクのところは空欄になっています。
(00:07:41 ) 空欄にしておきながら「wpidex」という、いわゆるユニークIDはちゃんと設定して、配信する時にいつものようにユニークなURLを使うことができるという仕組みに改造をしました。
(00:08:02 ) これによってDropboxリンクのところは空欄になるんですけども、Dropboxを使って配信をしなければいいだけですね。
(00:08:15 ) そういう扱い・運用をすれば問題がないということを確認しました。つまり、
(00:08:21 ) このWP再生URLをクリックして、このようにデータが正しく表示されます。それでいいわけですね。
(00:08:35 ) そういう形の手直しをしたということをやってきました。これをもって安心して解約ができると考えています。以上です。
長年使い込んできたDropboxからの脱却にあたり、課題となった「ローカルパスの互換性」と「自作アプリ(AppSheet / WordPress連携)への影響」をどのようにクリアしたかについて記録しておきます。
1 乗り換えを決意した理由 〜ドル建て料金は重過ぎる〜
これまでDropbox Plus(2TB)を利用していましたが、ドル建て決済(131.87 USD/年)のため近年の円安傾向も相まって年間2万円超(月換算で1,700円〜2,000円近く)の負担となっていました。
特に個人の場合、ふつうは貿易はしてないので、支払いに充てる外貨資金があるわけでもなく、やっぱりDropboxは企業重視だなと感じます。
そこへ、新たに登場したGoogle AI Proプランは、月額2,900円ですが、生成AIの結構幅広い機能に加えて、Dropboxの2.5倍の5TBの大容量ストレージがパッケージされています。ストレージ単価や今後の拡張性を考慮すると、Googleドライブへ集約する方が圧倒的にメリットが大きいと判断しました。
2 ローカルフォルダ構造とパスの維持工夫
M1 Mac mini環境において、各種スクリプトや自作アプリが既存の「Dropbox」フォルダパスに深く依存しています。すべてのフォルダパスを書き換えるのは膨大な作業となるため、以下の形でミラーリング同期を設定しました。
ローカル側:既存のフォルダ構造(…/Dropbox)をそのまま維持
クラウド側:Googleドライブ上の パソコン > マイ Mac mini > mybox_1 フォルダに対してミラーリング同期を実施
この設計により、ローカル上のスクリプトやファイルパスを変更することなく、同期先クラウドだけをDropboxからGoogleドライブへ安全に切り替えることが可能になります。
3 自作アプリ(AppSheet・配信システム)の影響調査と改善
最も懸念していたのが、自作のメディア管理アプリ(マイライブラリ)および配信システムへの影響です。
これまではGoogleスプレッドシート(F1_マイライブラリ)のA列に「Dropbox共有リンク」を記録し、WordPress等のエンコードURLや各配信サーバーへと連携する仕組みを構築していました。Dropboxを解約するとこれらの共有リンクが無効化されてしまうため、以下の改修を行いました。
改善ポイント
①Dropboxリンク依存の脱却
今後の新規登録(テスト登録.png 等)では、Dropboxリンク欄を空欄に設定。
②ユニークID(wpidex)による配信URL生成
外部共有リンクに頼らず、システム内部のユニークID(wpidex)をベースにWordPress経由の再生URLを直接生成・配信するロジックへ変更。
実証実験を行い、Dropboxリンクが空欄の状態でも正しくデータが表示され、動画・画像配信に一切支障がないことを確認できました。
結局、今回の改善手順のポイントは、Dropboxを解除してから、普通のローカルフォルダだけで運用が出来るようにすること。 次にそのローカルフォルダをGoogleDriveなど別の場所にミラーリング同期すること。
ということになります。
4 まとめと今後の運用
自作システムの改修とデータ移行の検証が完了したため、これで懸念事項はすべて解消されました。しばらく並行運用で様子を見た後、安心してDropboxの解約手続きを進める予定です。
長年依存してきた環境からの移行は手間がかかりますが、構造をシンプルに整理し直す良い機会となりました。同様の構成でストレージ移行を検討されている方の参考になれば幸いです。
以上