小学生の頃、浜松市の駅南、家の近くの交差点の、東側の角に、光洋劇場という名画座がありました。名画座は、任侠もの、成人もの、怪獣、子供マンガ・・・新作も、お古も、何でもありでした。あるとき、ディーン・マーチン主演のアクション洋画がやって来ました。友達が見たい一緒に入ろうと誘いました。ちょっと大人向きの映画でした。たぶん親と一緒でないとダメなはず。小生は、バレたら先生にぶん殴られるぞ、とビクつきましたが、勇気を出して入ることにしました。どうして入れたのかな?とにかく、まだテレビは庶民は白黒の時代でした。総天然色の美しさと迫力、カッコいい男と美女、驚愕の連続、出る時は何か少し大人になったような気分でした。(Cubase)(2007)(1210)