今年の9月、「魚と植物の育成」を思い立ちました。
最近、浜松の山間部でも、魚やうなぎを養殖しようなどとユニークが取り組みが始まっています。全国あちこちで同様のようです。これは、アクアポニックスと呼ばれる、水や養分の循環により、水産養殖と水耕栽培を同時に行う仕組みがベースになっていることが多いようです。ルーツは不明ですが、1000年前のメキシコ原住民族のアステカ族に遡るそうです。
そのアクアポニックスに興味が湧いていたことに加え、それとよく似ていますがアクアリウム、その涼しくて綺麗な水草と魚には、元々憧れがありました。
で、一番心配なのが、自分の飽きっぽくて、ものぐさな、この性格でした。悩みましたが、あまりお金や手間を掛けないで、小さい水槽でやろう、と決心しました。
そして、選んだのか、「コトブキ レグラスポニックス300H」の水槽セットです。下の写真中で、左にある、植物の棚と水槽が二段になっているものが、それです。アクアリウムとテラリウムをセットにしたアクアテラリウムのようでもありますが、一応はっきりと、二段に分かれているのでアクアポニックスに近いと勝手に解釈しています。
この購入したセットには、水中ポンプが付属していました。しかし、下段は、水草と魚を一緒の水槽としたため、水草の切れ端などのゴミが、ポンプの給水口にすぐに詰まる、それを取り除こうとするのですが、上段のボックスが邪魔をして、非常に、作業がしにくかった。また小さい水槽なのでモノはあまり水槽の中に入れたくなかった。
そのため、思い切って、付属の水中ポンプをやめて、外部フィルタであるエーハイム2211に変更しました。また一年を通して水温を安定させたいので、ペルチェ式クーラーヒーターTEGARUを直列に組み込みました。
フィルタの掃除は、電源OFF、ダブルタップで水を堰き止め、フィルタを列から取り除いて、フィルタを掃除出来ますので、ラクです。
野菜はやめることにした。
自宅のインテリアにしたいわけです。本格的なアクアポニックスとなると、食用の魚と野菜の育成になりますが、そこまで本格的なことは望んでいません。それに、同じ水槽の中で、酸素が必要な魚と、二酸化炭素の必要な水草を、共存させるだけでも結構高度なテクニックであり、そこに食べ物としての付加価値を求めるのは、今の私にはまだ無理です。
じゃ、観賞用の熱帯魚や金魚にしたとして、その糞尿を肥料にした野菜を食べますか、ということ。家族に、もし出来たら食べるかを聞いたところ、それは味見、試食してみるのは構わないが、食べたいとは思わない、そもそも、なぜ普及していないのか、と一蹴されました。結局、作るだけの自己満足止まりになるだけ。まとにかく、食べ物を作るのはやめにしました。
病気のネオンテトラは隔離。
3匹のネオンテトラが病気です。体に白い綿状のものが付いている、口の先が白く飛び出ている、尻尾が白くなっている、という症状でして、隔離しました。グリーンFゴールドを入れて薬浴させていますが、もう2週間経ちますが、全く治りません。3匹とも至って元気です。だからと言って本水槽へ戻すと感染しそうですし、ずっとこのままになるのでしょうか。
色々問題はあるけど、下草の育ちが悪いなど。。
今、ネオンテトラ10、めだか2、ゴールデンハニードワーフグラミー2、ヤマトヌマエビ6、石巻貝1、がいます。これまでに、ネオンテトラ2匹、石巻貝1匹が亡くなっています。ご冥福をお祈りします。
下草の育ちが悪いので、改善を考えています。植物棚の植物はセンスがありません。というか全体にレイアウトのセンスが今ひとつだと思います。立ち上げで精一杯で余裕がありませんです。今年はこのままにして、来年、水がぬるむ頃、全体掃除をするので、その時に、見直そうと思います。
まあなんとか、立ち上げから2カ月が経ちました。良かった良かった。
一応、メンテナンスマニュアルを作ってみました。