水草水槽を開始して10ヶ月。リセットしました。

コンプレッサー式クーラーへ変更。

7月2日は気温は約35℃になりました。これによる急激な水温の上昇に対して、ペルチェ式TEGARUでは、30cm水槽の水温を30℃以下に冷却することは出来ませんでした(もっと小さな水槽なら可能かも知れません)。

それが理由だと思いますが、急激に水質が悪化し、コケと藻が大量発生してしまいました。

まだ夏も始まったばかり。猛暑を乗り切るためには、コンプレッサー式に変えようと判断しました。冷え方も安定し電気代も得になると考えました。ゼンスイのZC100アルファにしました。

ゼンスイZC100アルファ

 

水槽をリセットへ。

しかし、一方、コケと藻だらけになってしまった状態が、果たして元に戻るのだろうか。

夏から秋にかけての絶好のシーズンを、育ちの悪い下草やコケまみれの恐れに悩みながら過ごしてしまうことは、非常にもったいない、と思えてきました。

リセットをしよう!
(ただし、上段のプラントボックスの観葉植物は順調なので、そのまま。)

そもそもリセットをするのに相応しい時季はいつなのでしょうか。

事のついでに、考えてみました。

結論的には、最高気温が35℃を超えるような月での、水槽のリセットは、リスクが高いと思われます。

つまり、水槽のリセットは、

(1)熱帯魚類を退避用の水槽へ移す。

(2)水槽を丸洗いする。

(3)ソイルを入れ水草をセットする、水草水槽は適温の22~27℃に調整する。

(4)下草の定着を確認する。

(5)パイロットフィッシュおよび石巻貝を投入する、必要なら水質を調整する。

(6)安定したら、エビおよび魚を投入する。

という順番になります。

熱帯魚類を退避用水槽へ移してからメイン水草水槽への復帰をするまでには、早くて1週間から10日、場合によっては1カ月はかかるのではないでしょうか。その間で水温が上昇すると、溶存酸素量が減少するため、魚は酸欠になり死亡してしまいます。
熱帯魚類を生存させるために、退避用水槽を適温に維持する工夫が要求されます。

そこですね。

一時的にしか使わない退避用水槽のために、クーラー・ヒーターを買い揃えますか、という問題。

(お気づきかと思いますが、私は、水草の方を主体に考えています。。初心者なりに、水草の方が、魚より、手間ヒマ掛かることを発見しました。その方が、挑戦する価値ががありそう、と感じた次第。)

リセットに適しているのは、10月中旬から6月中旬まで。

次に、浜松の気温の変化を調べてみました。

浜松 2016年の気温:

最高気温 平均気温 最低気温
5月 29.5 20.2 11.5
6月 31.5 22.7 15.5
7月 36.4 26.4 19.7
8月 38.3 28.1 21.3
9月 34.8 25.4 18.9
10月 31.1 20.8 11.6
11月 23.1 14.2 4.5

 

 

2017年の最高気温は、既に7月2日に34.7℃を記録しています。このペースですと、7月中旬以降、9月上旬くらいまでは、連日35℃超え、となるような気配を感じます。

さて、私なりに結論づけます。

水温を適温である22~27℃におさめられそうな時季。

浜松では、10月中旬から6月中旬まで

としておきたいと思います。

 

 

全て取り外し、清掃。

使い古したソイルは、庭木の土として再利用。

リセット後のレグラスポニックス 7月17日現在

 

まとめ

  • やはりリセットは、7月に入ってからでは遅いです。なんとか、7月9日、無事にリセットを行いました。
  • 難しいことをやりすぎているのかも知れません。*熱帯魚を入れた水草水槽は、難しい。 *水草水槽は小さいほど難しい。 *前景草の育成は難しい。 *レグラスポニックスは作業がやりにくい。と言われています。まあでも、うまくいけば、美しいので、頑張ります。