【IT】Macの画面とBGMを操る方法


2022.12.29更新 Macを新OS Venturaに更新したら、仮想スピーカーアプリ(Background Music他)が不安定になりました。私が不勉強なのかも知れませんが。対策として、外付けしてあるオーディオインターフェースUR24Cのループバック機能を使うことにしました(→追記1)。


追記

追記1:2022.12.29 現在、Mac mini(Intel)と周辺機器類は、ドッキングステーションとThunderbolt3ケーブル1本で接続しています。OSをVenturaに更新した後、仮想スピーカーアプリ(Sunflower Background Music,Loopbackいずれも)からUR24Cを認識できなくなりました。再セットしてもMacを再起動すると再び認識できなくなる。Mac miniとUR24Cを直結すれば、認識するのだが、ケーブル1本でなくなりシャク。そこで、オーソドックスに、UR24Cに装備されているループバック機能を使うことにしました。じゃ、なぜそれを敬遠してきたかと言うと、UR24Cは机の下に置いていまして、MASTERツマミを手探りで操作するのは難しい、と感じたからです。しかし、今回、「ヘッドホンジャックを刺したままにして、そのジャックのすぐ左側のツマミ」と指先で覚えれば、手探りで操作できると解りました。従って、今回、仮想スピーカーは何も使わないでも、UR24Cだけで解決しました。

<Macの画面とBGMを操る方法>
音声が出ます。

<字幕は、画面右下の字幕選択CCをON↑>

字幕情報を全行表示します。

〜オーディオインターフェースのループバック機能を
使った画面動画を作成する方法〜
(1)オーディオインターフェースは、SteinbergのUR24Cを使っています。
(2)UR24Cに付属する、YamahaのDSPアプリ(dspMixFx)、この設定をします。
(3)現在、私は、Input1及びInput2には、マイクを刺しています。
(4)このInput1及びInput2を結合して使うか、
それとも左右それぞれモノラルで扱うかは、
音の好みになります。
(5)私はとりあえず、左右モノラルにしています。
(6)次にMASTERですが、これはLive Castを選びます。最初に、MASTERつまみは、中央にセットします。
(7)動画の例として、Vimeoの動画を再生します。
(8)MASTERつまみを左に回すと、動画の音圧が徐々に下がります。動画などからの音圧と声の音圧のバランスをとります。
(9)もう一つの動画の例として、ガラポンTVです。
(10)MASTERつまみを中央にするとノーマルな音圧になります。ここへ自分の声を乗せるために、つまみを左に回して、動画の音圧を下げていきます。
(11)三つ目として、単なる音楽です。これもMASTERつまみを中央から下げていきます。BGMとして適当な音圧のところで、自分の声を乗せます。
(12E)話題が終了したら、BGMの音圧を上げて、番組を終了します。以上です。

ポイント解説

1 Macのサウンド設定について

初期投稿時に説明した、2 <Macのサウンド出力の設定>は、Steinberg UR24Cへ変更します。
3 <「スクリーンショット」のマイクの設定>も、Steinberg UR24Cへ変更します。

以上


以下は初期投稿時

<字幕は、画面右下の字幕選択CCをON↑>

字幕情報を全行表示します。

「Macの画面とBGMを操る方法」2022.Aug.6時点
(1)事前に2つのアプリのダウンロードが必要です。
(2) 1つ目は「LadioCast」、2つ目は「Background Music」
(3) 「Background Music」は仮想マイク及びスピーカーの類です。
(4)この2つのアプリについては、ネット検索にてダウンロードください。→LadioCastはMac App Storeから無料でダウンロードできます。Background Musicはこちらから→ https://github.com/kyleneideck/BackgroundMusic#download
(5)この「ミキサー」ですが。。。
(6)「ミキサー」は、LadioCastの中に入っています。
(7)LadioCastの設定方法:
(8) <入力1>→「Background Music」、1ch L / 2ch R、音圧目盛7.5程度、+12dB、出力はメイン
(9)<入力2>→「SteinbergUR24C」、1ch L / 1ch R、音圧目盛9.0程度、+18dB、出力はAux1、※「SteinbergUR24C」は私が使っているオーディオインターフェース。
(10)<出力メイン>→「SteinbergUR24C」、下部の設定レバーは右一杯まで。
(11)<出力Aux1>→「Background Music」、下部の設定レバーは右一杯まで。
(12)Macのサウンド出力: 「Background Music」
(13)画面と音声を収録しているアプリである「スクリーンショット」は、その設定の中の<マイク(すみません。ビデオで出力と言っていますがマイクの間違いです。)>で、「Background Music」を選んでください。
(14)以上で設定は終わりです。それでは音出しテストを開始します。YouTubeのサンプル。Abemaのサンプル。それとQuickTime Playerのサンプルを用意します。
(15) QuickTime Playerから音楽を流します。BGM用です。次にYouTube。次にAbema。
(16)音を重ねてみます。
E(17)これで一通りの説明を終わります。お役に立てば幸いです。


いきなり本題から外れますが、上の解説ビデオで使っているVimeoは非常に使いやすいです。Vimeoの利点は(1)差し替えが自由に出来る(動画も字幕(※1)も)。(2)広告がない。(3)「いいね」「再生数」など解説ビデオとしては不要なものを外せる。などYouTubeとは異なるサービス方針になっており、特に、解説教育ビデオは、一つのビデオを頻繁に更新したい、訂正したい、そういったニーズが高いのですが、そこに応えてくれます。

※1:Vimeoでデフォルトで字幕が表示されるようにする方法。

さて、本題ですが、Macで内部音声、例えば音楽、YouTubeなどを貼り付けて、そこへ外部マイクを重ねて収録するのは、結構難しいと説明されている記事が散見されます。Appleは著作権の管理が厳しいので、プロの音楽を簡単にキャプチャー出来ないようにしているのでしょうか実の所良くわかりません。それで自分で、試してみました。

結論としては、こんなもんか、という感じです。実は、音楽制作をされる方、運動会学芸会の設営をされる学校の先生方は経験されるトラブルだと思いますが、例えば、外部マイク音と音楽制作アプリDAWなど内部からの音をミキシングしたいのだが、モニタリングはできるが録音出来ない、あるいはその逆、モノラルになってしまう、左しか出ない。。などなど。ルーティング設定(音の経路設定)のトラブルです。根気よくコツコツやれば道はひらけます。諦めないことですね。

大事なのは、成功した設定を記録に残す、例えばこうしたビデオブログに残すことだろうと思います。

まずはビデオを見ていただき、下の「ポイント解説」でおさらいしてください。


ポイント解説

1 <LadioCastの設定の補足>

LadioCastアプリは、Mac App Storeで無料でダウンロードできます。このルーティング設定では、ステレオのBGM内部音声に、マイクからのモノラル音声を重ねる、という流れにしてありますが、そうではなくて、マイクからのモノラル音声に、ステレオのBGM内部音声を重ねる、とすることも可能かも知れませんが試してはいません。

なお、オーディオインターフェースでマイクを使う方は経験があると思いますが、Steinberg製を例にすると、ルーティング設定を行うdspMixFx_UR-C.appというアプリにて、左右チャンネルに同じ音を流すか又はモノラルに変えようとしても、CubaseなどDAW側で加工するならそれは可能ですが、今回のようにMacの内部マイクへ繋げようとした場合、左側しか聞こえない、という問題が生じます。そこで、Background Musicを使うことで解決しています。SoundFlower(2ch)という仮想マイク・スピーカーでも同じ働きをしますが、私の環境ではプチノイズが多発するために使えません。

LadioCastの「ミキサー」の設定

2 <Macのサウンド出力の設定>

Macのサウンド出力によりBackground Musicへ、つまり④へ出力された後で、LadioCastのルーティング設定で、→④→Background Music→⑤→SteinbergUR24C→⑥→、と渡され、SteinbergUR24Cに接続されたモニタースピーカーやヘッドホンから聴くことができます。私は、常時、下の設定のまま使用しています。

Macのサウンド出力は、「Background Music」を選択する。

3 <「スクリーンショット」のマイクの設定>

「スクリーンショット」での収録は、QuickTime Playerでの収録と、中身としてはほぼ同じです。「スクリーンショット」では、保存先が「スクリーンショット」フォルダがデフォルトとなっており、私はそれが使いやすいので、「スクリーンショット」を選択しています。この時、収録するマイクは「Background Music」を選びます。⑤の段階で録音されます。間違って「SteinbergUR24C」を選ぶと、マイクの音が左側にだけ録音される結果となります。

アプリ「スクリーンショット」

画像音声収録アプリには、ScreenFlowという人気アプリもありますが、有料で一番安いものでも149US$となります。ScreenFlowは、収録アプリと簡単な動画編集アプリを合体させたものです。

私は既に、有料アプリとしては動画加工用の「Final Cut Pro」「Compressor」、字幕作成アプリ「字幕工房」を持っていますので、有料のScreenFlowまでは不要だと思っています。

4 <「Background Music」をログイン項目に設定>

LadioCastをログイン項目に設定して、普段使いとして、Background Musicを起動させて使うことも多いと思われます。その場合、Macの起動時に音が出ないことがあります。その場合、ログイン項目に、Background Music.appを追加して試してみてください。

5 <まとめ>

今回、触れていない、動画収録後の、「字幕工房」利用による字幕作成など、後日掲載します。

以上です。

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