UR24CのdspMixが3.0に更新されていた。
以前の投稿でオーディオインターフェースUR24Cのループバック機能を使って、画面上のWeb音声、QuiceTimePlayer音声、マイク音声を操作する方法を紹介しましたが、いつのまにか最近、UR24CのdspMixアプリが3.0に進化していました。これにより、MacのAudio MIDI設定、Cubaseのオーディオシステム設定、OBSのPreferenceが変更になりますので、紹介します。
実は以前から、私の設定では、DAWの動画と音声、YouTubeなどWeb音声、QuickTime音声、iPadおよびiPhoneの動画および音声、Webカメラ動画、マイク音声、パペットの動作、これらを全てを、OBS上で再生することは可能になっていました。
dspMixアプリですが、以前はDAWだけでしたが、MusicとVoiceというチャネルが追加になっています。今のところ、操作が以前より多少楽になったという印象ですが、実はもっと凄い追加機能があるのかもしれません。
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1) 今回は
2) 新しくアップデートされたUR24CのDSPMIXアプリ3.0をインストールしたので、
3) これに伴って変更点を説明していきたいと思います。
4) まずそのdspMIXアプリをインストールすると、
5) こんなような画面になります。
6) これ以前は、
7) この縦列チャンネルのところはですね、
8) DAWだけだったんですけども、
9) 新しくMusicとVoiceというものが増えています。
10) それでさらに、
11) ここに配信モードのようなページが
12) 増えています。
13) 実際使うときは、
14) 今私はこの配信モードというものを使っています。
15) この方が、
16) このレバーを扱いやすいというか、
17) 直感的です。
18) こんなような形でですね、
19) DSPが変わっています。
20) 次にですね、
21) Audio MIDI設定のところを見てみたいんですが、
22) これがAudio MIDI設定ですね。
23) 今回ですね、新たにインストールしたdspMIXによってですね、
24) 3つの新しい装置が追加になっています。
25) 1つはDAW、UR24C DAW
26) 2つ目がUR24C Streaming/Music、
27) 3つ目がUR24C Voiceと、
28) この3つが追加されます。
29) 出力はUR24C DAWを指定します!!詳しくは最後の9をご覧ください。
30) それからマイクはですね、UR24C Voiceをですね指定します。
31) こうしておきます。
32) ちなみにこれを見ると、サウンドですね、
33) サウンドから見ても同じように、
34) 出力はUR24C DAWを指定します!!詳しくは最後の9をご覧ください。
37) 入力の方がSteinberg UR24C Voiceとしてあります。
38) 結局ですね、
39) 以前使っていたこのBlackHole16chというのは、
40) 使わなくても良くなりました。
41) この複数出力装置も、これまで使ってたんですが、
42) まあ使ってないです。
43) 使わなくて良くなりました。
44) チェック全部外してます。以上のようになりました。
45) それからCubaseの設定なんですけども、
46) Cubaseはですね、
47) オーディオシステムのところですけども、
48) スタジオから入りましてですね、
49) このスタジオ設定、
50) この中にあるオーディオシステム、
51) このASIOドライバーをですね、UR24C DAWにしました。
52) で、することによって、
53) オーディオコネクション側にも反映しまして、
54) 入力の方はですね、同じくUR24C DAWを選びます。
55) 一応これ、Monoでの録音をしたいので、
56) バスをですね、Monoに設定してあります。
57) UR24C INPUT-1ですね。
58) この1だけの方にですね、してあります。
59) それから出力側ですが、同じくUR24C DAWにしてあります。
60) こういうデバイスポートですね。
61) こういう形で設定しておきます。
62) それから最後に、
63) OBSの設定の変更です。
64) OBSはですね、
65) Preferenceから入って、
66) 音声、グローバル音声デバイス、
67) この中でデスクトップ音声は既定でよくて、
68) マイク音声は、Steinberg UR24C Voive、このように変更しました。
69) 以上のようにしますと、
70) 再生してみますと、
71) 例えばこれはWeb上の音楽ですね。
72) それからCubase DAWを再生してみます。
73) ちょっと、よく似た曲なんで、
74) Web側を止めます。
75) Cubaseは、今Cubaseが動いています。
76) 次に、
77) このCubaseにオーディオ録音をします。
78) オーディオ録音をするんですが、こうですね。
79) そうすると、私の声だけがですね、
80) オーディオトラックに追加されます。
81) 例えば、こんな他のが混じっていてもですね、
82) オーディオだけがですね、
83) マイク音だけが、オーディオトラックに録音されています。
84) はい。いいですね。
85) こういった形になります。
86) それからそうですね、もう一つ追加しますと、
87) 音声ミキサーですね、
88) ちょっとこれをみましょうか。
89) OBSの音声ミキサーのところですけれども、
90) マイクはですね、
91) モニターオフでトラック1と2へチェックを入れます。
92) 一番上にあるMac画面というものを用意して、
93) モニターオフでトラック1とトラック3をチェックします。
94) デスクトップ音声、今使ってはないんですけれども、
95) トラック1だけチェックを入れておきます。
96) こんなような設定にしておきます。
97) 以上です。
98) 申し訳ありませんが、Audio MIDI設定の訂正をします。
99) (最初に、Steinberg UR24C Streaming/Musicへスピーカー出力をつけると説明しましたが)
100) よくよく調べてみると、Cubase、YouTube(Web動画)は、DAWとStreaming/Musicともに再生できますが、
101) QuickTimePlayer、FinalCutPro、Filmoraについては、DAWの方しか再生できませんでした。
102) 従って、出力をUR24C DAWへ変更しました。以上です。
ポイント解説
1 dspMix3.0の導入とそれに伴う音声の設定
オーディオインターフェースSteinbergUR24Cに使うアプリdspMixが3.0にアップデートされましたので、それに伴う設定の変更について説明します。
2 dspMix3.0の設定変更
dspMix3.0は、従来のものに、MusicとVoiceのチャンネルが追加されました。まずは、DAWを除いた状態で、他の音声、音源が再生されて、そこに、マイク音声が追加される形を作ります。
3 Audio MIDI設定の変更
UR24CのdspMix3.0をインストールすると、DAW、Streaming/Music、Voiceの3つの装置が割り当てられます。BlackHole16chおよび複数出力装置は使用しなくなりました。スピーカー出力にはDAW、マイク入力にはVoiceを選択します。
4 DAW(Cubase)の設定変更
スタジオ設定、オーディオシステム、ASIOドライバーを、UR24C DAWを選びます。これを選ぶことによりマイク録音が、CubaseのオーディオトラックとOBSの両方へ行うことができます。
5 OBSの設定変更
OBSのPreference、音声、グローバル音声デバイスで、デスクトップ音声を既定、マイク音声をSteinberg UR24C Voiceを選びます。
Macのスクリーンショットを使えば、かなりのことはできるのですが、OBSを使うメリットは、音声が、トラック別に録音できること、iPad、iPhone他外部デバイスの取り込みが自由なこと、パペットなどの扱いがラクなこと、などがあります。
6 再生テスト
Web上の音楽の再生と、ローカル上(Cubase)の音楽の再生を同時に行なってみます。問題なく再生できます。
7 マイク音をCubaseとOBSへ同時に録音する。
8 OBSの音声ミキサーの設定
以上。