【小団体のIT】クレジットカードなしで、現金で、Googleドライブを利用する方法〜小さな団体にはうれしい!


悩み

認可地縁団体である自治会名義のクレジットカードが作れるか、色々問い合わせましたが、今のところ作れるところがありません。どうしてもクレジットカードが必要なら個人に自治会専用に1枚作ってもらう。それで支払いを立て替えてもらう。退任したら解約してもらう。それくらいしか思いつきません。

高齢者は、クレジットカードなど危なくて作れない。

しかし、そもそもクレジットカードは、その個人の銀行口座と紐付ける必要があるわけで、そんな複雑な仕組みを申し込むことは、高齢者主体である自治会役員には手厳しいです。解約せよと言われても、そもそも、よく分からないものなので、どうもすっきりとした手離れ感がない。クレジットカードを利用しようと考えること自体が、筋が悪い。となると、振込か、現金払いか、ですね。

コンビニが近くにあるお陰で、現金が使える。

現金払いの一つとして、コンビニ支払いは非常に便利です。
ネット使用料の支払い(年間、月間支払い)にも対応しているサービスがあるのですね。
Googleはそれが可能でした。

Googleドライブ100GBは、2023年1月現在、2,500円/年間です。
GooglePlayギフトカード(POSAカードの一種)は、ピッタリ必要な金額の現金で作ることが出来る。

GooglePlayギフトカードが超便利です。何それ? 名前が悪い。ゲームを買う時などの娯楽用のカードと思えてしまいますが、ところがどっこい、非常に幅広いです。

このGooglePlayギフトカードには円単位で最大50,000円まで蓄えることが出来ます。例えば、49,876円なんてのが可能です。必要な時に、「ピッタリ必要な現金で、カードを作る」ことが出来るのです。(※2)

今回、私は、Googleドライブ100GBの年間使用料である2,500円を蓄えたカードを作ったわけですが、将来、継続する場合の使用料が、例えば2,653円に値上げする、とGoogleからメールで通知が来たとしても、それで了解なら、コンビニに行って、2,653円のカードを作ってもらえばいいわけです。

このようにした後で、自治会へ立替金2,653円を請求すれば、ビタ1円違わない正しい処理がされます。

前もっての準備

無料のGoogleアカウントで、Googleドライブやメールなどを使い始め、無料の15GBをオーバーしそう。ここから話を始めているわけですが、最初からGoogleアカウントを作る方へのアドバイスです(※1)。

Googleアカウントは、そのまま後任へ引き継げるように、役職名で作っておくのがいい。
例えば、会長:xxxxxxkaichoxx@gmail.com 副会長:xxxxxxhuku1xx@gmail.com 副会長:xxxxxxhuku2xx@gmail.com
作ったGoogleアカウントの連絡先情報→メールは、自分のGoogleメールアドレスとあと一つ他の人のGoogleメールアドレスを追加しておく。
作ったGoogleアカウントの連絡先情報→電話番号は、自分の携帯番号を入れておく。引き継いだ時、携帯番号のみを変更する
その他の項目は未設定にしておく(住所なども未設定のまま)。
アプリは買い切りで使いましょう。

最も頻繁に使うアプリは、ExcelとWord、それとPDF作成のアプリだと思います。この中で、ExcelとWordについては、Windowsパソコンを使っていると、Microsoft365(この中にExcelとWordが入っている)を使わせよう、使わせようと、頻繁に勧誘されます。それでその支払い方法は、個人の場合は、クレジットカードかPOSAカードです。正式な法人の場合は、銀行振込も出来ます。上述の通り、小団体の場合、POSAカード支払いにしたいところですが、これにはワナがありまして、「1年分の使用料として」です。つまり1年後、また払わなければなりません。

どういうことかと言うと、Googleドライブは、例えれば、家賃や電気料のようなインフラ代です。これが年1回請求が来るのは、自然に受け止められます。

一方、アプリですが、例えれば、個々の電化製品のようなものです。基本的には買い切りですね。ところが、アプリは、つまり今のExcelとWordは、正直言って、小団体が使うためには、超オーバースペックです。15年前くらいの機能で十分です。だからソフトメーカーに、「機能向上しても常に年間の使用料に含まれます!」と宣伝されても、全く心に響かないのです。

もっと言うと、ふつうの高齢者の感覚で言うと、パソコンもケーズデンキなど家電量販店で売っている電化製品の一つです。「だで、Excel、Wordとか入ってて、後で、金、払わんでいいやつを売ってくりょ!」。

※1 ちなみにGoogleにはNPO法人向けのサービス(Google for Nonprofits )があります。資格要件、手続き他都合が合えば利用出来るかも知れません。ちなみに、自治会の適用ですが、法人格の要件が適合するか不明です、何より一旦、このGoogleのサービスシステムに入会した後、IT専門家などいない自治会がそれを維持継続が出来るかどうか。たぶん質問返答は英語でしょう。という問題があります。

※2 PayPayからGooglePlayギフトカードを作ることは出来ないようです。

ポイント解説

それでは、一連の流れをご説明しましょう。

1 Googleドライブの使用状況を確認

2 Googleドライブの使用料を確認

Google Oneプランの中から、Googleドライブを拡大する最も小さいサービスは、ベーシック100GBでした。https://one.google.com

3 コンビニで金額を指定して購入

4 コンビニのレシート

5 GooglePlayギフトカードを削って番号を見る

6 家で、上記2.の画面から、「使ってみる」をクリック。

7 Google One利用規約に同意

8 支払い方法の中で、「コードの利用」を選択

9 コードを入力して、「特典を利用」をクリック。

「特典を利用」の意味は今一つよく分かりませんが、それしか選択肢がないので、選びます。

10 アカウントの確認、確認をクリック。

11 なぜか郵便番号入力だけを求められた。

一応、自分の郵便番号を入れておきました。

12 GooglePlayに2,500円入りました。

13 GooglePlayから、Google One 100GBを購入。

14 購入しました。

15 Googleドライブは100GBに増えた。

<まとめ>

とかく、インターネットやパソコン関係の支払いとなると、クレジットカードが必要と思い立ちます。しかし、うまく探せば、ふつうに小団体がやりたい事は、現金だけでなんとかなりそう。

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