先日、生成AI(Gem)を活用したコード生成システム(投稿ID-28530)を紹介しましたが、世界中で生成AIへの需要が集中しているせいか、現在の環境にはいくつか大きな悩ましい問題が出てきました 。
現状の混沌とした状況で、私がAntigravityのようなAIに丸投げして自動処理に委ねるのは時期尚早 。そこで今回は、仕組みを大幅に改善した「第2弾:コード作成のエコシステム」を構築しましたのでご紹介します 。

現状の課題:コード生成の「速度制限」と「中抜け」
現在、AIによるコード生成において、主に次の2つの問題に直面しています。
- 利用制限の壁:アクセス集中により、すぐに利用制限を超えてしまう 。
- 長文コードの欠落(中抜け):特に長文のコードを生成しようとすると、全文記述をお願いしても、途中が省略されたり欠落したまま出力されるエラーが頻発する 。
部分ごとに完成させる方法もありますが、最終的には全体を通して動作させる必要があるため、やはり「修正済みの全文」をそのまま出力してほしいのが本音です 。
解決策:NotebookLM × Gem × AI Studioの連携エコシステム
これらの課題を解決するため、それぞれのAIの強みを活かした連携フローを組みました。
【エラー発生・新規開発】
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1. NotebookLMに相談(現状分析 & 指示書の作成)
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2. コードの長さに応じて分岐
├─ 通常(400行未満) ⇒ Gemに依頼(生のコードを使用)
└─ 長文(400行以上) ⇒ Google AI Studioに依頼(秘匿化コードを使用)
① NotebookLM:仕様の自動同期と「指示書」の作成
最近のアップデートにより、NotebookLMのソースに登録したGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドが自動同期されるようになりました 。これにより、現在動作中の最新コードを常にNotebookLMに理解・分析させることができます 。
万が一エラーが出た場合は、画面のスクリーンショットなどをソースに追加して、現状に即した対策を講じてもらうことも可能です 。
💡 ポイント :NotebookLMはまだコーディング能力や長文出力が非力なため、「Gemに処理を引き継ぐための指示書(プロンプト)」を出力させる役割に集中させます 。
② Gem(通常コード):テスト実行から検証まで
NotebookLMが作った指示書を、使い慣れたGemにコピペします 。Gemには現在動作中のコード(Googleドキュメント)が同期されているため、指示書を渡すだけでスムーズにコーディング、テスト実行、検証まで完結できます 。大半の小〜中規模なコードは、このGemの環境で問題なく処理できます 。
③ Google AI Studio(長文コード:400行以上):中抜け対策の切り札
マイライブラリの中核となるGAS(Google Apps Script)や一部のPHPなど、400行を超える長文コードで「中抜け」を防ぎたいときだけ、オプションとしてGoogle AI Studioを利用します 。
- セキュリティ対策(秘匿化):AI Studioは基本無料で強力ですが、データが外部へ漏洩するリスクがあります 。そのため、外部公開用のフォルダ(scripts_pub)内にある、重要な情報(APIキーやパスワード等)を隠した「秘匿化コード(_pub.txt)」をコピペして作業を行います 。
このエコシステムを導入するメリット
- エラー対応の迅速化:最新のコードが自動同期されているため、前提条件をいちいち説明する手間が省けます 。
- コードの品質安定:長文コードをAI Studioに任せることで、イライラする「コードの中抜け」を完全に回避できます 。
- 安全性の確保:無料の強力なAIを使いつつも、秘匿化コードを挟むことでセキュリティリスクを最小限に抑えられます 。
今後の展望:1年後の「第3弾」へ向けて
現時点(2026年6月)ではこれがベストな組み合わせですが、もし将来的にNotebookLMが長文コードの出力を得意とするようになれば、全ての作業が1つで完結します 。
テクノロジーの進化スピードを考えると、1年後くらいにはNotebookLMやGemのさらなる改善によって、もっとシンプルな「第3弾のエコシステム」へ移行していることでしょう 。
終わりに:私のAIとの付き合い方
私がデジタル分野に触れているのは、趣味としての楽しみと認知症防止のためです 。そのため、生成AIの利用も以下のように2つに分けて、無理のないペースで楽しんでいます 。
- 専門的な利用:このimakatブログやシステムの維持・改善(Google Gemini中心)
- 日常的な利用:生活サポート(Apple製品中心なので、Siri AIにゆったり親しむ)
あまりお金をかけず、最新技術の恩恵を賢く受けながら、これからもマイペースに開発を楽しんでいこうと思います 。
以上


